Art Gallery 待夢 -TIME-今回の展示を「Lotus flower」というテーマにしたのは台湾に滞在した時に台北植物園で見た蓮の花の美しさに衝撃を受けた所から始まりました。
底の見えない泥の中から顔を出す神聖さを持ちながら、幼馴染の様な親しさを持つ、その対比が私の制作欲を強く掻き立てました。
そこから今の電子世界の変幻自在な文章や画像や動画に対しての疑心に溢れた世界を貫きながら咲く、静謐に絞り出された現実世界の生活にある不揃いで丁寧な美しさを見出しました。複製された完成度の高い電気式の日常が簡単に手に入る時代でこそ、現実世界の風景や生活、気軽な言葉の中、街灯から覗いた月の体調や、見ることも忘れるようなミクロな優しさにこそ蓮の花に似たものがあるのではないだろうかと考えました。
今回の展示はそんな考えから制作した作品を集めたものになります。
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