「Deep in the Sway」は、それぞれに異なる手法で、声や歌、語りや叫びを「聴く」ことに向き合うアーティスト4組の実践を紹介します。彼らが拾い上げる声は、既存の世界秩序からの逸脱や家父長制、集団的なケアの実践や国家からの逃避といったそれぞれに固有の文脈を持ちます。しかし、それらは個別の事象として存在するのではなく、歴史の網の目の中で複雑な地下水脈としてつながりながら、私たちの生きる世界で共振します。本展はそれらを聴くことで、そうした声に耳を傾けると同時に、その声自体を、現実へとしぶとく、しなやかに抵抗するための具体的な実践として考えます。
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