公開日:2026年2月5日

「美術館 学芸員の昼メシ」#11|国立新美術館 学芸員の尹志慧さんおすすめ!フォーとバインミーのあったかランチとご褒美ジェラート!(東京都)#美メシ

美術館周辺のグルメ情報をお届けする連載11回目! 学芸員や美術館スタッフが「行きつけのお店」を教えます

ニャー・ヴェトナム 六本木店のフォー 撮影:筆者

美術館周辺の美味しいお店を教えて!

アート好きには食好きが多い(気がする)。遠出して美術館に行くなら、美味しいものも楽しみたい。逆に、美味しいものを目当てに訪れた場所で、美術館にも立ち寄りたい、ということもあるのではないでしょうか。

本シリーズ「美術館 学芸員の昼メシ」(略して #美メシ)では、全国各地の美術館で勤務する学芸員やスタッフの方々に、「うちに来たらここに寄れ!」という、とっておきのお店を教えてもらいます。ランチに限らずお茶や夕飯におすすめのカフェやレストランも登場するかも。
今回は国立新美術館学芸員の尹志慧さんが登場です。【Tokyo Art Beat】

*尹志慧さんが所属する国立新美術館、「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」の詳細はこちら

美術館前の腹ごなしピッタリ! 「フォーとバインミー」のランチセット

東京でも屈指の物価の高さで知られる六本木に位置する国立新美術館。周辺でコストパフォーマンスの良いランチを見つけるのは、なかなか簡単ではありません。また、新美術館の展覧会は展示室が広く作品数も多いため、鑑賞前にはしっかりと腹ごしらえをしておきたいところです。

そこで今回は、美味しく、価格も手ごろで、しっかり満腹感が得られ、寒さの残るいまの季節にもぴったりなランチを楽しめる一軒をご紹介します。

おすすめは「ニャーヴェトナム 六本木店」。2002年、当時の大使館の依頼を受けて恵比寿にオープンしたベトナム料理店で、六本木店は六本木ヒルズの地下に店舗を構えています。国立新美術館からは徒歩約15分と、散策を兼ねて訪れるのにちょうどよい距離です。ランチでぜひ試していただきたいのは、ハーフサイズの「フォー」とベトナム式サンドイッチ「バインミー」のセット。なかでも牛肉のフォーは、澄んだスープに旨みが凝縮され、身体の芯から温まる一杯です。寒い季節には、週に一度は食べたくなります。

牛肉のフォー(ハーフサイズ)とバインミーのセット(1280円) 撮影:筆者
セットのバイミー 撮影:筆者

ニャーヴェトナム 六本木店
🗓️
月〜金
📍東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド B1F
🐾国立新美術館から徒歩約15分
🚃千代田線 「乃木坂駅」から徒歩約5分
公式Instagram
Map

美術館帰りに味わう、季節限定ジェラートのひととき

鑑賞後、近くでデザートを楽しみたい方には「ジェラテリア ラッフィナート 六本木ヒルズ店」がおすすめです。兵庫県芦屋市のイタリアンレストランが手がけ、大阪・梅田と六本木のみに展開する、国内2店舗のジェラート専門店です。季節ごとに登場する多彩なフレーバーも魅力のひとつ。なかでも夏限定のチョコ・ミントは、毎年楽しみにしているお気に入りの味です。

ピスタチオ+ラムレーズン+黒ゴマの3種盛り(990円) 撮影:筆者

ジェラテリア ラッフィナート 六本木ヒルズ店
🗓️
月〜日
📍東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズ ノースタワー B1F
🐾国立新美術館から徒歩約10分
🚃日比谷線 「六本木駅」から徒歩約3分
公式Instagram
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国立新美術館へ!

2月11日より開催する「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」は、フランシス・ベーコン、ダミアン・ハースト、ジュリアン・オピー、ルバイナ・ヒミッド、スティーヴ・マックイーン、トレイシー・エミン、ヴォルフガング・ティルマンスなど、国際的に活躍するアーティストの作品が一堂に集結します。 本展では、絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど多様な表現手法による、約60名の作家によるおよそ100点の作品を展示。1990年代の英国美術が生み出した革新的な創作の軌跡を、多角的にたどる展覧会となっています。

【次回】
尹さんが次の案内人に推薦するのは、金沢21世紀美術館の池田あゆみさん。どんなグルメが飛び出すのか、どうぞお楽しみに!

ユン・ジヘ

ユン・ジヘ

国立新美術館主任研究員。国立国際美術館(2015-19)、芦屋市立美術博物館(2020-21)を経て現職。M+と国立新美術館の共同企画である「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現1989-2010」(2025) の共同キュレーターを務めた。「遠距離現在 Universal / Remote」展(2023-24、熊本市現代美術館、国立新美術館、広島市現代美術館)を企画。携わった展覧会に、「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」(2022、国立新美術館)、「芦屋の時間 大コレクション展」(2020、芦屋市立美術博物館)、「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」(2019、国立国際美術館)など。